それは、かつて悪政を敷いていた王族の、最後の後継者。
生を受けて間もないにも関わらず、強大な魔力を持ち、一族最高と謳われた存在。
革命は、その者の『継承の儀の日』に、起こった。
名を与えられることなく、わずか数日という命を散した、その者の称は――
緑光の姫君
人物紹介
第一章 それは、まるで子守唄のように
【第一話】 【第二話】 【第三話】 【第四話】
第二章 始まりを告げる雨音
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